学会大会2021:特別分科会・分科会・全体会詳細
【特別企画分科会】9月18日(土)17:00~19:30 ※時間が変更になりました。
「東日本大震災から10年、岩手で生まれたこと・変わったこと」
登壇者:
坂口奈央(日本学術振興会、国立民族学博物館)
「集落単位によるつながりの課題、学び」
広田純一( NPO 法人いわて地域づくり支援センター、岩手大学名誉教授)
「拡大コミュニティ、そして多様な生活と生業の形」
船戸義和(岩手大学)・小田野純一(岩手日報社)
「ゼロからのコミュニティ再生」
吉野英岐(岩手県立大学)
「祭礼と芸能の担い手の変遷」
五味壮平(岩手大学)
「住民・移住者・外部者による主体の再編」 等
【分科会1】9月19日(日)9:30~12:00
「災害復興パラダイムを考える~カイ・エリクソンの「集合的トラウマ」の概念を手掛かりとして~」
登壇者:
大門大朗(京都大)・宮前良平(大阪大)・高原耕平(人と防災未来センター)
それぞれのアングルから「集合的トラウマ」の概念をあらためて読み解く
立部知保里(兵庫県立大)・近藤誠司(関西大)
それぞれのアングルから「集合的トラウマ」の概念から得た示唆を展開する
指定討論者(予定)
特定非営利活動法人 高田暮舎 越戸浩貴さん
【分科会2】 9月19日(日)9:30~12:00
「多様な人々の対話による震災伝承の可能性を考える―岩手・宮城・福島の災害伝承施設より」
司会: 坂口奈央(日本学術振興会特別研究員PD)
報告:
Delaney Alyne (東北大学東北アジア研究センター・准教授)
「趣旨説明・東日本大震災におけるジェンダ・多様性の視点の必要性」
MALY Elizabeth (東北大学災害科学研究所・准教授)
「東北3県の災害伝承施設を通して考察」
坂口奈央(日本学術振興会特別研究員PD) 「岩手県の伝承施設の分析」
李善姫(東北大学東北アジア研究センター・助教) 「宮城県の伝承施設の分析」
GERSTER Julia (東北大学災害科学研究所・助教) 「福島県の震災伝承施設の分析」
総合討論:
ファシリテーター:小川真理子(東北大学男女共同参画支援センター・准教授)
討論者(予定):岩間敬子(岩手県大槌町)、千葉直美(宮城県石巻市)、山下梓(弘前大学)および上記の4名
【分科会3】 9月19日(日)9:30~12:00
「尊厳を失わない災害復興へ -「尊厳ある縮退」を見据えたコミュニティの再生・創生-」
登壇者:
渥美公秀(大阪大学、プロジェクト(以下P)総括)
矢守克也(京都大学、P 政策)
檜垣龍樹(尼崎市役所、P 政策)
宮本匠(兵庫県立大学、P 理論)
加藤謙介(九州保健福祉大学、P 理論)
石塚裕子(大阪大学、P 実践)
室崎千重(奈良女子大学、P 実践)
小林郁雄(兵庫県立大学、P 実践)
鞍本長利(NPO 法人ウイズ・アス、P 実践)
寺本弘伸(認特日本災害救援ボランティアネットワーク、P 実践)
清水展(京都大学名誉教授、理論的コメント)
澤田雅浩(兵庫県立大、政策的コメント)
稲垣文彦(ふるさと回帰支援センター、実践的コメント)
【分科会4】 9月19日(日)13:00~15:30
「東日本大震災復興意識調査から読み解く復興十年の現状と課題―住民・事業者・行政との共同討論」
司会: 北後明彦(神戸大学都市安全研究センター教授)
趣旨説明: 金子由芳(神戸大学社会システムイノベーションセンター教授)
報告:
報告1:本荘雄一(兵庫県立大学特任教授)
「生活復興意識調査の結果解析: 生活復興カレンダーを中心に」
報告2:金子由芳(神戸大学社会システムイノベーションセンター教授)
「地域経済の視点を組み込む復興計画への課題」
報告3:塩見有美(アジア防災センター主任研究員)
「コミュニティ復興の現状と課題」
ディスカッション・質疑応答:
ファシリテーター:豊田利久(神戸大学名誉教授)
コメント1: 及川貢氏(宮城県南三陸町教育委員会事務局次長)
コメント2: 阿部幸榮氏 (岩手県山田町商工会前会長)
コメント3: 本間英一氏(宮城県石巻市かどのわき町内会会長)
【分科会5】 9月19日(日)13:00~15:30
「動く市民ボランティア―アメリカ・イタリア・台湾・ニュージーランドの国際比較」
登壇者:
斉藤容子(関西学院大学災害復興制度研究所)
マリ・リズ(東北大学災害科学国際研究所国際研究推進オフィス)
李旉昕(京都大学防災研究所巨大災害研究センター)
石原凌河(龍谷大学政策学部)
【分科会6】 9月19日(日)13:00~15:30
「復興による被災空間再編と記憶/物語の関係を探る」
登壇者:
高原耕平(人と防災未来センター)
「被災地空間再編と記憶:先行研究と阪神地域の事例をもとに(仮)」
定池祐季(東北大学災害科学国際研究所)
「奥尻島の28 年間から考える記憶風景の複層性(仮)」
ゲルスタ・ユリア(東北大学災害科学国際研究所)
「瓦礫とメモリアルのあいだ: 東北地域での被災地生活と「被災物」の意味」
奥堀亜紀子・小野寺豊(NPO 石巻アーカイブ)
「被災地域における記憶風景の多層性: 石巻アーカイブによる市民の試みより」
【全体会】9月19日(日)15:45~17:00
登壇者:
[特別分科会]五味壮平(岩手大学)
[分科会1]近藤誠司(関西大学)
[分科会2]坂口奈央(日本学術振興会)
[分科会3]渥美公秀(大阪大学)
[分科会4]金子由芳(神戸大学)
[分科会5]斉藤容子(関西学院大学)
[分科会6]高原耕平(人と防災未来センター)
司会:
澤田雅浩(兵庫県立大学/日本災害復興学会企画委員会委員長)