2018年度研究会
活動期間:2018年1月~2019年12月
福島復興研究会
(丹波史紀=代表、天野和彦、小林秀行、関谷直也、廣井悠、松田曜子、除本理史)
目的:福島原発事故災害からの復興に関する多分野の最新の知見について、情報共有をはかり、関連の研究者の連携を深めるとともに、研究成果を広く発信することで、福島の復興に資することを目的とする。
復興ワードマップ研究会
(近藤誠司=代表、石原凌河、木戸崇之、李 旉昕、宮前良平、大門大朗、立部知保里、宮本匠)
目的:災害復興の分野で使われている用語の射程や系譜を探究することを通して、災害とは何かを逆照射していきます。「創造的復興」、「事前復興」、「復興情報」、「災害弱者/要援護者/要配慮者」、「教訓」、「伝承・伝達」、「目標と計画」等々、当面は“大文字のプラスチックワード”類を対象にします。
関西災害アーカイブ研究会
(高森順子=代表、矢守克也、山中茂樹、林勲男、阪本真由美、石原凌河、磯村和樹)
目的:被災地をめぐる記憶を記録保存する試みである「災害アーカイブ」の全体像を、古今東西の現在進行形の実践知から明らかにする。なお、議論にあたっては、災害系のみならず様々な学問領域の実践的研究者と協働し、現場への還元を目指す。
復興法制度研究会
(山崎栄一=代表、室﨑益輝、山中茂樹、野呂雅之、青田良介、津久井進)
目的:災害復興法制度のあり方について、多角的な視点から法制度の立法・運用の実把握を行うとともに、復興理念の実現に資するような提言を試みる。
被災地レリジエンスとしてのCRM(コーズ・リレイテッド・マーケティング)研究
(馬場新一=代表、江尻行男、西堀喜久男、西隆広、宮定章)
目的:大義に関連付けたマーケティング手法であるCRM を,被災者復興支援をテーマに活用する研究である。支援金を集める寄付つき商品販売,被災地産品の販売促進等で被災者の生活を支援し,生活者へ復興する被災地・者支援を目的としたCRM の研究。特にその役割や機能,新たな仕組作り,例えば災害の発生直後に稼動するCRM の創生等を研究する。
東北復興研究会
(佐藤翔輔=代表、坂口奈央、古関良行、土方正志、山内宏泰氏、塚本卓、福田雄、定池祐季、福留邦洋、高木大毅、石垣のりこ、石塚直樹、阿部晃成)
目的:本研究会では、東日本大震災のこれまでの復興過程をふりかえり、東北被災地の復興のあり方を検討する。研究会メンバーには、地域や住民に寄り添い続ける研究者、報道関係者、実務者がおり、他の被災地の知見を持つ者も含まれている。メンバーの活動報告、被災地内の研修、他の被災地の事例収集等を通じて、東日本大震災における東北被災地の「復興」について考える。当研究会の活動は、日本災害復興学会における「被災地支援」や「復興のあり方」に関する議論にも貢献できると考える。
首都直下地震復興研究会
(中林一樹=代表、大矢根淳、加藤孝明、佐藤慶一、佐々木晶二、所澤信一郎、野呂雅之)
目的:首都直下地震特有の生活再建課題,復興課題を明らかにし,それに対応する復興施策を検討し,提言することを目的とする。