学会誌「復興」第34号
日本災害復興学会誌 復興 通巻 第34号(Vol.13, No.2)
(Disaster Recovery and Revitalization Review, Vol.13, No.2)
編集:日本災害復興学会学会誌編集委員会
発行:日本災害復興学会
発行日:2025 年3 月 11 日
変質した阪神・淡路大震災の“遺産”
未災地への教訓とするため、再生の道筋を探る
山中茂樹(関西学院大学(災害復興制度研究所) 顧問・指定研究員)・・・1
被災者責任・被災地責任調査から考える阪神・淡路大震災30年の遺産
羅貞一(関西学院大学災害復興制度研究所 主任研究員ㆍ准教授)・・・11
阪神・淡路大震災からどのような教訓を想起するのか?
阪神・淡路大震災 30 年キーワード調査の結果から
石原凌河(龍谷大学政策学部 准教授)・・・ 16
阪神・淡路大震災 30 年の記憶表現をめぐる「抗争」
震災 10 年目に示された〈分有〉を 30 年目に再び掲げる展示実践から
高森順子(情報科学芸術大学院大学産業文化研究センター 研究員)
阪神・淡路大震災復興がもたらした都市防災とは
越山健治(関西大学社会安全学部 教授)・・・31
災害復興における住民合意形成
野崎隆一(特定非営利活動法人神戸まちづくり研究所 理事)・・・38
人間の尊厳を守る被災者支援と社会のあり方
~「死後生」を生きる~
酒井明子(福井大学 名誉教授)・・・44
災害ボランティアセンターの 20 年
悪いボランティア、偽ボランティア
高田昭彦(復興ボランティアタスクフォース代表 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン勤務)
遠藤正則(復興ボランティア支援者センターやまがた元職員/福祉防災コミュニティ協会認定講師)・・・52
東日本大震災後の復興過程における小規模事業者の経営改善に向けた支援に関する一考察
石巻市 6 次産業化・地産地消推進センターの支援事例より
森優真(合同会社もものわ 代表社員)
中沢峻(宮城大学事業構想学群 助教)
佐々木秀之(宮城大学事業構想学群 准教授)・・・63