被災地対話企画「ふくしまボイス」のお誘い
◆学会員のみなさまへ
このたび日本災害復興学会 企画委員会では、2023年度被災地対話企画「ふくしまボイス」を実施します。
「ふくしまボイス」では、「震災100年後のジモトとセカイ」をテーマとして、ふくしまに根を張る方々や関わり続けておられる方々、また学会員が同じテーブルについて声と問いをじっくり重ねる場をひらきます。
福島ではいろいろなものごとが芽生えはじめています。その根や蔓に混じってゆきたいとみなさまの多くが感じておられるとおもいます。ただ、語りづらい・話しづらい・聞きづらい・どうやってことばに表してよいかわからない……という状況でもあるようです。わたしは、そうです。だからことばを大切にしたいとおもいます。あなたのボイスを貸してください。この土地で枝葉を差し交わすひとにも、これから近づこうとするひとにも、複合災害のとらえがたさを改めて受け止めなおす時間がひとつでも増えるのは良いことだと信じています。
開会閉会挨拶無し、言質取り無し、結論無し、身体と心とことばの安全を第一にする「ふくしまボイス」、東日本大震災・原子力災害伝承館さんのご協力で実現します。どうぞご参加ください。悶えと癒えの時の輪る土地に、声を重ねに来てください。
企画委員長 高原耕平
◆プログラム
9/22(金)エクスカーション
13時 東日本大震災・原子力災害伝承館からバスで移動
・中間貯蔵施設
・大川原地区・大野地区
・学び舎 夢の森
・ネクサスファーム大熊
17時 いこいの村なみえ(宿泊先)
18時 懇親会
▽ 9/23(土)ふくしまボイス
9時 エクスカーション参加者はバスで伝承館に移動・見学
13時 ふくしまボイス「ふくしま2111:震災100年後のジモトとセカイ」
・第1テーブル「福島×日本×世界にとっての12年」
佐藤亜紀さん(HAMADOORI13)
菅野孝明さん(まちづくりなみえ)
加藤奈緒さん(ふたばプロジェクト)
前司昭博さん(伊達重機)
平良柚大さん(東京エレクトロ)
・第2テーブル「複合災害の伝承×地域の未来」
中井直歩さん(ふたば未来学園 高校1年)
野地雄太さん(Beyond Lab)
大和田敬さん(大和田商店)
志賀 風夏さん(秋風舎)
新妻 香理さん(東京電力)
16時30分 終了
◆申込方法
「ふくしまボイス」(9/23)のみの場合も、エクスカーション(9/22)込みの場合も、下記フォームより入力ください
https://forms.gle/rD4yj9geGEfreTa59
・エクスカーション参加申込は【9/5〆切】【上限5名】(先着順)です。(〆切延長しました!)
・ふくしまボイス一般参加申し込みは【9/19〆切】【上限40名】(先着順)です。
◆参加費
エクスカーション参加者…1万6000円(予定額。宿泊・懇親会・朝食・見学費用等込み)
ふくしまボイス参加者…伝承館入館料(大人600円)をお支払いください。
◆「ふくしまボイス」登壇者の募集
企画委員会では「ふくしまボイス」のテーブルに加わり、話題提供・対話に参加する学会員を最大4名、募集します。特に若手研究者・実践者の応募を歓迎します。
登壇者には学会より旅費を一部補助します。
希望者は上記フォームより合わせて応募ください。
応募者多数の場合、企画委員会にて審査のうえお返事いたします。
◆問い合わせ先
高原耕平(企画委員長/人と防災未来センター):
re28000@gmail.com