第10号 災害復興における医療・福祉の展開
日本災害復興学会誌 復興 通巻 第10号(Vol.6 No.1)
(Disaster Recovery and Revitalization Review, Vol.6, No.1)
編 集:日本災害復興学会学会誌編集委員会
発 行:日本災害復興学会
発行日:2014年6月30日(ウェブ掲載2014年9月10日)
災害時要援護者とは−用語法の複雑性と支援のあり方−
山崎栄一(関西大学社会安全学部准教授)―――――――――――――― 3
震災関連死を減らす医療・福祉の役割〜震災関連死の推計と認定についての考察から〜
上田耕蔵(神戸協同病院院長)――――――――――――――――――― 9
災害発生時、避難所における住民による要援護者の部屋割りトリアージの取り組み
小原真理子(日本赤十字看護大学教授)
斉藤正子(東京家政大学講師)
久保祐子(日本看護協会)
河原加代子(首都大学東京教授)
石田千絵(東京医療保健大学准教授)
菅野太郎(東京大学准教授)―――――――――――――――――――― 19
「福祉避難所」ならぬ「ケアつき避難所・ケアつき仮設」を
阪神・淡路大震災を体験した者として
中村大蔵(社会福祉法人阪神共同福祉会理事長)――――――――――― 25
おだがいさまセンターの果たした役割と今後の展望
北村育美(福島大学ふくしま未来学推進室事務局地域コーディネーター) 29
みなし仮設と生活支援〜東日本大震災・仙台市における災後3年間の制度と活動の展開〜
齊藤康則(東北学院大学経済学部共生社会経済学科准教授)―――――― 35
福祉仮設住宅の現況〜きびしい復興まちづくりへの見通し〜
金持伸子(日本福祉大学名誉教授)――――――――――――――――― 46
被災者の奮う生命、共感、支援、自立 〜足湯ボランティア「つぶやき」の分析から〜
似田貝香門
(東京大学名誉教授東京大学被災地支援ネットワーク(代表幹事))―― 53
こころのケアのあり方を巡って
加藤寛(兵庫県こころのケアセンターセンター長)―――――――――― 60