学会誌「復興」第31号 / 特集 復興と緊急事態(続)
日本災害復興学会誌 復興 通巻 第 31 号(Vol.12, No.2)
(Disaster Recovery and Revitalization Review, Vol.12, No.2)
編集:日本災害復興学会学会誌編集委員会
発行:日本災害復興学会
発行日:2024 年 3 月 11 日
戦前の日本では緊急事態条項がどう使われたか
永井幸寿(アンサー法律事務所 弁護士)・・・ 3
災害対策業務と法的思考力
~災害救助法施行令第1条第1項第4号に関わる内閣府事務連絡を例として~
岡本正
(銀座パートナーズ法律事務所 代表、
岩手大学地域防災研究センター 客員教授、
人と防災未来センター 特別研究調査員、
弁護士、気象予報士) ・・・8
災害対策の核心である「迅速な完遂」
千葉実(岩手県職員・上智大学法学部客員研究員)・・・16
災害時の行政の情報発信の法的位置づけ
村中洋介(近畿大学経済学部 准教授) ・・・23
緊急災害対策本部等の法的規律と実効性確保
-戦後の災害対応における法制史的分析から-
松村圭悟(神戸大学大学院国際協力研究科 博士課程後期課程院生) ・・・30
緊急事態と法秩序
公法的規律オプションの検討序説:大規模災害の問題に即して
山中倫太郎(防衛大学校公共政策学科・総合安全保障研究科 教授)・・・ 41
「震災緩和通知」に関する立法的課題
鈴木庸夫(千葉大学法科大学院名誉教授・千葉県弁護士会所属弁護士)・・・ 49
町内会単位でみる住民の居住地移動の傾向に関する一考察 東日本大震災における仙台市宮城野区和田町内会の事例
佐々木秀之(宮城大学事業構想学群 准教授)
森谷健太(元宮城大学地域連携センター 主事)
髙橋結(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 特任助教)
中沢峻(宮城大学事業構想学群 助教)・・・ 56
復興支援員のマネジメント体制の類型化
中沢峻(宮城大学事業構想学群 助教) ・・・66
ONE PIECE「麦わらの一味」10 人を巡る熊本地震「記憶の回廊」
~熊本復興プロジェクト麦わらの一味ヒノ国復興編・2023 秋備忘録~
岡本正
(銀座パートナーズ法律事務所 代表
岩手大学地域防災研究センター 客員教授、
人と防災未来センター 特別研究調査員
弁護士、気象予報士)・・・73